英語の未来形

長年日本で英語を教えてきた私がいつも感じるのは、日本人の〝未来形〟に関する誤用が非常に多いということです。

「えっ、未来形は文法の基本だから間違えようがないのでは?」と思われるかもしれませんが、まあ、聞いてください。

『Will』という単語が始めて出てきたのは、確か中学生の頃でしたね。通常は未来形として覚えます。後に出てくる『be going to』と同じ使い方をすると教えられませんでしたか。ところが、実際にネイティブの話す英語を聞いてみると、未来の行為等を言い表すときに『will』はほとんど使われていないと気がつきます。

いったいどうしたことでしょう。

その答えを知りたい方に朗報です。

未来形をより深く理解できるよう作られたビデオがあります。全3巻で、第1巻はほんの5分程度。全部通しでご覧いただいても、20分足らずです。

疑問をすっきりさせたい方は、この機会に是非お試しください。

 

 

 

 

 

Decision making in a foreign language

外国語を学ぶ理由は何ですか。

海外旅行をもっと楽しみたいから? 字幕なしで映画が観たいから? 日本を訪れる外国人と話してみたいから? そう、理由は人それぞれですね。

ここにもう一つ、外国語を生活に取り入れることで、思ってもみなかった恩恵を受けられることが最近の研究でわかりました。二つの言語を使い分けることにより、考え方そのものに柔軟性が生まれるというのです。

Bilingual people

Bilingual people have some advantages in thinking

イギリスの経済紙『エコノミスト』の記事の中で、シカゴ大学の研究者が面白い研究結果を発表しています。

あるとき、誰でもわかる簡単なトラップを仕掛けた上で、被験者にテストを実施しました。選択肢の中に、一見正しく見えても実は間違っている回答がいくつか用意されており、それが見抜けるかどうかのテストです。その結果、英語を母語とする人よりも、そうではない人のほうが正しく答えられる率が高かったのです。

母国語ではさらっと見過ごしてしまいがちな文章や選択肢でも、外国語となるとそうはいきません。慎重に対処することで、間違いが大幅に減ります。

また、何らかの決定を下す際、母国語で考えるよりも外国語で考えたほうが、感情を伴いにくい分、より冷静に、より正確な判断ができるという報告もあります。大事な局面での見落としやケアレスミスが少なくなるというわけです。

『エコノミスト』の記事はこちら

There are a lot of reasons to study a foreign language: you can travel to more places (and enjoy them better), watch movies without subtitles, talk with people from different cultures and so on. But there's one more advantage that most people don't realize, and that is, having two languages can improve your thinking.

This article from The Economist cites research from the University of Chicago that shows people actually often make better decisions in foreign languages than in their own native tongue. The article is quite difficult – it's definitely for advanced English speakers – but even if you can't read the whole thing, the basic point remains true. Working and thinking in a foreign language forces you to concentrate on the most important points of a matter, so you don't get bogged down with all the details. This often means that you can make decisions more quickly, and with more focus on the important aspects of the question, than you could otherwise.

What's in a name?

In English, last names often come from one's job. (Well, from the job of one's ancestors, anyway.) For example, the last name "Baker" is from someone who makes bread. "Miller" was the person who ground up the seeds to make the bread. "Smith" was someone who worked with metal, like a goldsmith or ironsmith. And "Taylor" was someone who made clothes.

It's the same way in other European languages as well. In German, Arnold Schwarzenegger's last name means "black plowman". Since he's from Austria, this would probably mean someone who became very tan from working in the sun on his farm, plowing up the dirt.

In Scandinavia, many last names are made by using the father's name and adding "son" (or "sen", which is the same thing). Anderson/Andersen is one example, but there are many more. Ericson (which is also a phone company), Jurgensen and Gustavson are some of the more common ones. And we use this in English as well, like with names like Johnson and Robertson.

Jewish names are very interesting. Here is a link to an article about Jewish last names (or surnames). If you look through the list at the end of the article, you can see how many of them mean something in Yiddish, which is a language very similar to German.

Often, even if you don't know the original meaning of a name, you can tell what kind of ethnic background a person has just from his or her last name. If a name ends with "ez", for example, it is probably a Spanish or Latin American name. Perez, Gomez, Sanchez and Martinez are all common Spanish names that are found in the United States. If a name ends with "i", it's probably Italian (Parisi, Fellini, Minnelli). And the same is true with Asian names. Kim, Lee and Park are three very common Korean surnames (although some people from other Asian countries have them as well).

Here is a link to the most common 100 last names in America. How many can you recognize?

複合動詞

語学向上のためには,”何を”、”どのように”勉強していくか、

ということを常に模索しながら、自分を磨く努力を怠らないこ とが重要であるというようなことを、以前よりお伝えしてきました。
今回は、この点 について具体例を交えながらお話ししましょう。

いったんTOEIC600点程度が達成できたら、その後の前進のために、〔複合動詞〕に関する理解を深めて行くことが必要と なってきます。複合動詞とは、2つあるいはそれ以上の単語が結合してできた動詞のことです。みなさんもすでにいくつかはご存知の はずですね。例えば、“look up”は「調べる」という意味、また、“look forward to”は「楽しみにする」という意味の複合動詞です。

複合動詞は通常、一見すると単一の動詞に見える単語とその他一つまたは二つの前置詞か副詞に見える単語とで成り立っていま す。これを仮に、動詞+前置詞(または副詞)、としてしまうと、困った状況になることもあります。次の二つの例を見てみましょ う。
I went to Tokyo.
I called to John.
最初の文は、主語、動詞、前置詞、目的語というように分解できます。でも二つ目の文はどうですか。“I”が主語、 “John”は目的語ですが、もし“call”を単一の動詞としてとらえてしまうと“to”はどうなるのでしょう。“call” (電話する)は他動詞で、目的語を直接とる動詞です。そしてその目的語の直前に前置詞は置きません。
一方、“call”と“to”を一つの動詞としてとらえると、“call to”という複合動詞となり、「呼ぶ」という意味を成します。“Call to”も他動詞で、直接目的語をとってきます(目的語の直前に前置詞がきません)から、そのままJohnが続きます。このように考えれば辻褄が合うわけで すね。

初めて出くわした複合動詞の意味を予測するのに、残念ながら良い方法はありません。ただただ覚えていくしかないのです。毎週 2-3個ずつ暗記すれば、一年後には100個以上の複合動詞が使えるようになるでしょう。しかもこの複合動詞、英語では良く使わ れる表現が多いので、知らない間にコミュニケーション能力も同時にアップするというものです!

英語の挨拶

英語を、数学などの学問と同じようにとらえる人をよく見かけま す。

どういうことかと言いますと、日本の英語教育では、あたかも答えは一つだけである かのように教えられることがあり、彼らはそれを忠実に守っているということです。でも、これは正しくありません。 言語は数学で はないのです。 従ってどんな内容の質問にも、答え方は通常幾通りもあるはずです。

“あいさつ”を例にあげてみましょう。
どの言語においても挨拶の言葉はシンプルなものです。ところが、日本語に比べ英語には何通りか言い回しがあります。日本人は 常に集団の一員であろうと努力する民族です。すなわちこの場合は、同じ状況では同じセリフを言うということ。 例えば朝だった ら、ほぼ全ての日本人が相手に対して “おはよう(ございます)”と言います。“いい朝ですね”などと、誰も別な言い方をして独 創的であろうとはしません。

西洋では、しかしながらこんなところにも文化の違いが見られます。独創性や個人主義は、逆に美徳なのです。それゆえに、相手 が用いた言葉は敢えて使おうとはしません。ですから、"Good morning"と言われたら、こちらからは、"How you doing this morning?"、"Top of the morning to you"、あるいは、"Nice day today"などのように返します。場合によっては、"How's it going?"や、"Good to see you"、"What's new?"など、朝の挨拶とは全く関係の無い言い回しをすることもあります。

同様に、もし誰かに"How are you?"と聞かれたら、"Fine, thank you. And you?"のみならず、様々な答えが出てきます。(本当のところ、"Fine, thank you. And you?"は、形式ばった言い方なので、最近ではネイティブの間であまり使われません。)例えば、"How's everything?"や、"What's up?"、または"Fair to middling, thanks."など、そのどれを取っても正しい回答と言えます。("How are you?"と聞かれて、"What's up?"と答える、すなわち質問に質問で答えるのは、日本人的には???かも知れませんが、別におかしくはないのです)

数学では、設問に対する正しい解答は常に一つしかありません。2+2の答えはいつも4です、3や5にはなり得ません。 しか し、英語には多様な答え方が存在します。もしもあなたが、英語で聞かれたことに対して、いつも同じ受け答えをしているのなら、何 か目新しいことを言ってみるよう心がけてみてはいかがでしょうか。

まずは、挨拶から・・・

TOEICの成功

TOEICで素晴らしいスコアーを 取得された方をご紹介いたします。

仮に Tさんとしておきましょう。

Tさんがエイブルに通い始めてくださってから2年余り経ちます。その前のTOEICのスコアーは930点。これだけでも十分 素晴らしいのですが、最近受けられた時は970点あったそうです! この、40ポイントアップには目を見張るものがありますね。 例えば、500点 → 540点に上げたければ、少し努力すれば誰もが達成できますが、元々ハイスコアーの方が更にアップさせよ うと思ったら、生半可なやり方では成し得ないのではないでしょうか。

ご本人が努力されたことがこのような結果を生んだのはもちろんのこと、ハイレベルの生徒さんの実力を、講師としていかにアッ プさせるよう導くか、ということも無関係ではありえません。エイブルはこの点にも自信を持って取り組んでおります。

文字通り初心者~上級レベルの方まで、お一人お一人のレベルとニーズに見合った的確な指導をさせていただきます。

まだエイブルでの体験レッスンがお済みで無い方、是非ご自分の目と耳で実感してみてください。

Postcards to Able

One of the Able students, a young doctor, went to Ireland

for a medical conference a couple of years ago. He sent back this great postcard, which shows the famous Cliffs of Moher.

postcard-front-ireland

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We have a whole collection of postcards here at Able, and they come from students who have traveled all over the world. If you think that it would be fun to improve your English to the point that you can participate in medical conferences with confidence, why not try a free trial lesson? We specialize in helping high-end students improve their English so that it can actually be used for business, medicine and so on. Just send us an email here to get started.

Is ZERO singular or plural in English? (ゼロは単数? それとも複数?)

Is ZERO singular or plural in English?

Everyone who has studied English for any length of time knows the concepts of singular and plural are very important. But few students actually use the concepts correctly.

Pretty much everyone gets the singular right. If I ask for a definition of “singular”, almost every student says, “One”. And that’s the right answer. But when it comes to plural, a lot of people get it wrong. What do you think the definition of plural is?

If you answered “Two or more”, you’re thinking in terms of math (and integers (整数)). But language isn’t math, and in English the definition of plural is “Not one”. So while 2 is definitely plural, so are 1.5, 0.5, 2/3 and so on.

Now, what about zero? Zero is actually a special case. Whether it is singular or plural depends on what the usual situation is for the person who is talking, the noun involved, and so on. In other words, it’s sort of case-by-case. But let’s take a look at a few examples:

1. I have no friends. (In this case, the idea of “zero” – no friends equals zero friends – is treated as a plural, because usually people have more than one friend.)
2. I don’t own a car. (Most people only own one car, so this zero is treated as singular. However, if the speaker was someone who was really rich, and he was talking with his other really rich friends, all of whom own several cars each, then this person might also say “I don’t own any cars”, and that would be fine as well.)
3. I don’t own any shoes. (Shoes come in pairs, so this is plural.)
4. I’m not wearing a watch. (People usually only wear one watch, so this is singular.)

There are also some cases where grammar considerations make the zero singular or plural. For example, when using “no one” or “nobody”, the zero is always singular because these words themselves are singular. (There is no such word as “no ones” in English.) And in a sentence like “There isn’t any furniture in my house”, the zero is singular because “furniture” is an uncountable noun and so always appears in the singular form.

ゼロは単数? それとも複数?
英語を学んだことのある人なら誰でも、単数と複数の概念は大切であるということを知っていますね。でも、これが正しく使いこなせ ている人はあまりにも少ないのです。
ほとんどの人が単数については問題なく理解できているようです。私が仮に「“単数”の定義とは?」と質問したとしましょう。みな さんはきっと「1人(個)」と答えるでしょう。それが正解です。ところが“複数”ということになると、話が変わってきます。正しく答 えられる人はどのくらいいるのでしょう。 “複数”の定義とは?
もしあなたが「2かそれ以上の人や物のこと」だと答えたとしたら、数学でいう整数を念頭に置いていることになります。でも、言語 は数学ではありません。 正しい定義は、「英語でいう“複数”とは1ではない数」です。2ももちろん複数ですが、1.5や0.5なども複数扱いです。覚えてお いてくださいね。
さて、ではゼロはどうでしょう。(ここでは“zero”という単語そのものだけでなく概念としてのゼロのことを指し、no、ある いはnot anyなどに置き換えて使われます。)単数扱いか複数扱いかは話し手にとっての日常的状況あるいは常識にもよるし、あとに続く名詞にも関係してきます。要 するにケースバイケースということになるのですが、ここでいくつか例を挙げて考察してみましょう。
1. I have no (=zero) friends. (私には友だちが一人もいません。) (一般的には友人が複数いて当たり前であるという概念から、この場合は複数扱いです。)
2. I don’t own a car. (私は車を持っていません。) (車を持っている人のほとんどは1台しか持っていませんね。ですからこの場合は単数扱いです。但し、もし話し手にお金が有り余ってい て、車を複数所有している友人たちと話していると仮定する場合は、“I don’t own any cars” でも間違いではありませんが・・・)
3. I don’t own any shoes. (私は靴を1足も持っていません。) (靴は対になっているので、英語で書く時は“shoes”と、複数形を用います。)
4. I’m not wearing a watch. (私は腕時計をつけていません。) (腕時計をしている人でも、普通は一つしか身につけていません。ですからこの場合は単数です。) 別の例を見てみましょう。
5. No one came to the party. (パーティーには誰も来ませんでした。) “no one” や“nobody” という名詞を用いる時、oneやbodyが単数なので、ゼロは単数扱いです。 (英語には “no ones” などという言い方は存在しません。)
6. There isn’t any furniture in my house. (私の家には家具がありません。) “furniture(家具)”は集合名詞の中でも単数扱いの名詞です。
このように文法上の規則によっても、ゼロが単数扱いか複数扱いかが決まる場合があります。